2014年5月12日月曜日

5月9日(金)のおいしい給食


<献立>
 主食(体を動かすエネルギーのもとになる)
  ご飯
 主菜(おもに体をつくるもとになる)
  鶏のねぎソース
 副菜(おもに体の調子をととのえる)
  おひたし
  みそ汁
  新茶のふりかけ
 その他(足りない栄養素をおぎなう)
  牛乳
 
<おいしい給食memo>
 今日の主食はご飯に新茶のふりかけをかけました。
 今年採れたばかりの静岡県産の新茶を粉状にして、ごま
 と昆布茶と混ぜた手作りふりかけです。
 
 この新茶のふりかけは、八十八夜にちなんだメニューです。
 八十八夜は雑節のひとつで、季節の変化の目安とする日
 です。(ちなみに今年の八十八夜は5月2日(金)でした。)
 立春から数えて、八十八日目にあたる日で、春から夏に
 変わる節目の日で、夏の準備をする決まりの日、縁起の
 よい日とされてきました。

 また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく
 安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまきなど一般的に
 農作業の目安とされています。
 
 八十八夜とお茶が結びついたのは茶摘の歌の影響もある
 ようです。
 今日はこの歌を歌いながら、八十八夜のお話をしに教室を
 回りました。

  茶摘 
   夏も近づく八十八夜
   野にも山にも若葉が茂る
   あれに見えるは茶摘じゃないか
   あかねだすきに菅の笠♪
   
   日和つづきの今日この頃を
   心のどかに摘みつつ歌う
   摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
   摘まにゃ日本の茶にならぬ♪
   
 昔から、八十八夜に摘み取られたお茶は不老長寿の縁起物
 とされてきた大変貴重なお茶です。
 西伊興小学校の子どもたちにも、元気に過ごしてほしいとの
 願いを込めて、献立に取り入れています。
 
         平成26年5月9日  管理栄養士 池尻有紀

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