<献立>
主食(体を動かすエネルギーのもとになる)
ご飯
主菜(おもに体をつくるもとになる)
鶏のねぎソース
副菜(おもに体の調子をととのえる)
おひたし
みそ汁
新茶のふりかけ
その他(足りない栄養素をおぎなう)
牛乳
<おいしい給食memo>
今日の主食はご飯に新茶のふりかけをかけました。
今年採れたばかりの静岡県産の新茶を粉状にして、ごま
と昆布茶と混ぜた手作りふりかけです。
この新茶のふりかけは、八十八夜にちなんだメニューです。
八十八夜は雑節のひとつで、季節の変化の目安とする日
です。(ちなみに今年の八十八夜は5月2日(金)でした。)
立春から数えて、八十八日目にあたる日で、春から夏に
変わる節目の日で、夏の準備をする決まりの日、縁起の
よい日とされてきました。
また、八十八夜の別れ霜というように、この頃から霜もなく
安定した気候となり、茶摘み、苗代のもみまきなど一般的に
農作業の目安とされています。
八十八夜とお茶が結びついたのは茶摘の歌の影響もある
ようです。
今日はこの歌を歌いながら、八十八夜のお話をしに教室を
回りました。
茶摘
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘じゃないか
あかねだすきに菅の笠♪
日和つづきの今日この頃を
心のどかに摘みつつ歌う
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ♪
昔から、八十八夜に摘み取られたお茶は不老長寿の縁起物
とされてきた大変貴重なお茶です。
西伊興小学校の子どもたちにも、元気に過ごしてほしいとの
願いを込めて、献立に取り入れています。
平成26年5月9日 管理栄養士 池尻有紀
0 件のコメント:
コメントを投稿